第53回 国際公募 新院展「最高栄誉大賞」受賞

新日本美術院において人民芸術家称号讃え特別賞を授与された。

「新日本美術院は、コロナ網の厳しい環境にも負けずに、脈々と組織の繁米に臨み、作晶制作の意欲と鑑賞する機会を提供し、真の魅力、醍醐味を満喫して頂く観点から昨年も見事に本展開催に漕ぎ着け、
そして当該年4月に開催された「第 27回マスターズ大東京展」も成功裏に導きました。
他の美術団体が、やむなく中止に追い込まれた思まわしい病魔が蔓延している深刻な社会情勢の中で、準備万端何事もなく開催に踏み切った英断と、執行部の一致団結した姿と熱意に改めて敬意を表します。
新日本美術院の絶大な類例の稀な魅力が、国心美会・国美術作家協会との43年間に及ぶ堅牢な関係にある人脈を媒介にした、友好展覧会の開催は特筆に値する事象です。
森厳な政治情勢の中でも、隣国との国際交流を中断することなく連綿と実現している事に心が揺さぶられます。
この素晴らしい成果と業績は、日本の数十に及ぶ美術団体も、模倣も追随できるものではありません。
在日2世である私は、今後、東北アジア、そしてアジア全体と世界平和と友好親
善の為、絵画を通じて努力して行きたいと思います。
現在、新しい力と可能性を秘め、情熱ある仲間、役員が続々入会しています。
今後、益々の新日本美術院の組織の充実、興隆、躍進を心から願い又、確信しています。」

国際顧問、審査員
人民芸術家(人間国宝)
朴正文

2021 年8月30日朝鮮新報掲載にて

祖国と同胞の名誉『人民芸術家称号』拝受
日新日本美術院『最高栄誉大賞』受賞!

在日同胞画家の朴正文氏が国際顧問を務める一般社団法人「新日本美術院」から「最高栄誉大賞」を受賞した(写真)。授賞式が23日に都内で行われた。
「最高栄誉大賞」は多年にわたり国際芸術家としての絵画芸術の普及と向上、発展に貢献し、今年の6月に朝鮮民主主義人民共和国の「人民芸術家称号」を授与されたことを類稀なき名誉として称えてのもので、同賞の受賞は朴正文氏が「特 第一号」となった。
「人民芸術家称号」を授与のほか今年3月にはバイヤーズガイドジャパンから「テソロス デル アルテ賞 (至宝の芸術) 」、4月の第27回マスターズ大東京展でグランプリ大賞を受賞している。
授賞式には朴正文氏の家族と「新日本美術院」の役員、会員と各国の大使などが参加した。
朴正文氏は授賞式で「『最高栄誉大賞』の授与は私個人のものではなく、祖国と在日同胞の誇りであり名誉である」と強調しながら謝意を述べた。そして、芸術文化を通して友好親善と国際交流を深め、「人民芸術家」としての矜持を持って芸術活動に精進したいと話した。
「新日本美術院」の桟勝正最高顧問は、朴正文氏の「人民芸術家称号」授与は我々にとっての名誉でもあると語った。
23日から30日まで「新日本美術院」が主催する第53回国際公募「新院展」が上野都美術館で開かれ3点展示された。

受賞作品はパステル画ポリサルタP50号